秩父市と小鹿野町にまたがる秩父ミューズパーク「癒やしの森 花の回廊」で、新園芸品種「ちちぶムラサキラン」が見ごろを迎えた。約三万六千五百平方メートルの樹林の中に約五万株のお花畑が造られており、七日も多くの人が見物に訪れ、初秋の一日を楽しんだ。
ちちぶムラサキランは、寄居町の園芸家村越兼人さん(58)が、野生種の多年草ヤブランを十八年かけて改良した。草丈は五十センチ前後で、真っすぐ花茎が伸びて、数ミリの濃い紫色の花を三十から四十個咲かせる。
花の回廊らしく、キバナコスモスやソバの白と赤の花が見ごろで、これからセンニチコウも咲くという。ちちぶムラサキランは秋彼岸すぎまで観賞できるという。
花の回廊の総延長は約二キロ、見物をしながらの散策は約一時間。十月十八日まで無休。開園は午前七時半から午後五時まで。入園料は一般三百円、中学生以下は無料